各地に散らばる味噌汁の郷土料理

ごっこ汁

2020年09月15日 11時34分

ごっこと言うのは魚の名前で、別名ホテイウオと呼ばれてます。 見かけはでっかいオタマジャクシのようで冴えませんが、ゼラチンの多さが魅力になってます。 内臓以外に食べられない部位はありません。骨も煮込めば大丈夫です。 鍋に使われるのはメスのホテイウオです。 卵のぷりぷりの食感がこの鍋のポイントだからです。

材料(2人分)

・ホテイウオ:1匹

・豆腐:1丁

・長ネギ:1本

・布海苔:適量

・昆布出汁

・酒:適量

・しょうが、塩:少々

1.ホテイウオに熱湯をかけ表面のぬめりをタワシなどで擦って落とします。 その際、卵、内臓も出てきやすくなりますので、手で取っておきます。 卵は、軽く塩を振って水洗いしてほぐしておきます。 身は、骨ごとぶつ切りにしておきます。ぬるぬるしていますので難しいところです。

2.昆布出汁を鍋に入れ、ホテイウオの卵を入れます。灰汁が出ますので、すくい取り続けます。

3.灰汁を取り終えたら、ホテイウオの身を入れます。さらに灰汁が出ますので、すくい取ります。

4.身に火が通ったら、豆腐を入れます。

5.酒、味噌を、味を見ながら少しずつ入れます。しょうがを適量入れます。

6.最後に長ネギを入れます。

7.器に盛って、布海苔を載せたら完成です。